私は、日本基督教団西中国教区部落差別問題特別委員会の委員を押し付けられて、4期8年、部落差別問題に関わったことがありますが、その取組を、新書判1册程度(原稿用紙300枚程度)にまとめた『部落差別から自分を問う』は、当時の、日本基督教団部落解放センターから没収・廃棄処分にされたことがあります。
そのとき、部落解放センターの主事をしている牧師は、<他の牧師には、部落差別と取り組めという。 しかし、あなただけには、言わない。 即刻取り組むのをやめろ。 あなたが書いた『部落差別から自分を問う』は、没収・破棄させてもらう。 あなたの取り組みはなかったことにする。 それでも部落差別問題と取り組むなら、日本基督教団の部落解放センターとは関係のないところでやれ。 >と、私を切り捨てると宣告してきました。
そのときの『部落差別から自分を問う』、この前、ファイルした資料を整理していたとき、その縮刷印刷したものが出てきました。 日本基督教団部落解放センターの言論弾圧により、没収・廃棄された私の文章ですが、今回、Blogger 上に公開することにしました。
2023年5月6日土曜日
『部落差別から自分を問う』を再録
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目次
『部落差別から自分を問う』の目次 はじめに 第1章 部落差別を語る 1. 部落差別とはなにか 2. 部落<差別>とはなにか 3. 部落差別はなくなったか 4. 部落の呼称 5. 認識不足からくる差別文書 6. 部落の人々にとってのふるさと 第2章 差別意識を克服する...
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第2章 差別意識を克服するために 第2節 あらたな差別発言 この夏期研修会での議論と決議を踏まえて、西中国教区常置委員会は、拡大宣教研究会を設置しました。 それは、宣教研究会の4名の委員と、教区の部落差別問題特別委員会の元委員長・現委員長等4名 (佐藤・...
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一気に書き下ろしてきたこの文章も最後に使づきました。 解放同盟S支部の方々と出会うことで、無学歴・無資格 (Academic Outsider) 、部落問題・部落史研究の門外漢である、 日本基督教団の一牧師である私は、部落解放同盟S支部の方々と出会うことで、多くのことを学...
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第2章 差別意識を克服するために 第4節 差別意識とはなにか 第5項 糾弾に学ぶ 1995 年12月15日、浄土真宗本願寺派・山口教区の糾弾会が行われました。 浄土真宗の山口県内636ケ寺から88名が参加して行われました(私は新聞記者に同行)...
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